阪神大震災後、１９９６年のはじめ頃に、ナナコがやってきた。 そもそも、ナナコがわが家にやってくる前には、１匹のＭＩＸを飼っていた。 そのＭＩＸの名前は、”クー”といい、すごく賢い犬だっが、１９９４年に遠くへ旅立っていった・・・。 クーは、なによりも毎日の散歩を楽しみにしている子だった。 しかし、年齢と共に、以前から体調を崩しいたこともあっり、散歩を控える日々が続いたが・・・ある日、なにげにリードをもつと起き上がり、散歩を行こうとする。 少し元気になったのかと思い、少しならとと言うことで散歩に行くが、途中で倒れ、そのまま息を引きとった。　その別れは、あまりにもショックで私は『もう、犬は絶対に飼わんっ！』って決めた。 がっ！　・・・・・その後、ナナコがやってきた。(^^；) 震災後、家が全壊したため、犬なんて飼うところではなかったが、ようやく再建の目途が立つと同時に、ナナコの話しを聞くこととなった。 じつは、以前から、私はハスキーと一緒に暮らしたかったので、すごく嬉しい話だった。 しか〜し、そのころのハスキーは「バブル犬」や「番犬にならんアホ犬」など良い評判ではなく、悪い評判ばかりしか聞こえない・・・。 私は、ハスキーがそう言われる事に、”ムカッ！”ときた。（怒） ソリ犬がアホなら、ソリなんて引くことができないはずだと思うし、ハスキーという犬の本当の良さを知らないからだよと、そんな思いから迷うことなく、ナナコを迎え入れることになりました。 それから、ナナコとの生活が始まり、じつにハスキーらしさということで、いろいろ笑うとこがあった。 山道を通っての散歩の途中、リードを放しては知らせる・・・楽しそうに走りまわっていたが、名前を呼んでも帰ってこない。　さらに、道なき山の奥へと入ってしまい、捕まえるのに大変な思いをした。（汗） その後、なんとか呼戻しが出来るようになったが、猛スピードで走ってきて私の足元で止まることなく、通り過ぎること数回して、やっと足元へ戻ってくるなど。 いいことも、わるいことも、じつに楽しいナナコである。 私は、そんなナナコ（ハスキー）と出会えて、ほんとうに良かったて言えます。 最近は、ちょっと・・・かなり立派な体型な感じのナナコちゃん。 名前の由来は、「あーだ、こーだ」となかなか名前が決まらず、「名前決まらずの名無しちゃん・・・早く名前付けてよ」って話していた流れと、女の子から『ナナコ』という運びになったが、とっても安易で投げやりな勢いで付けてしまったことに、ちょっと反省・・・すまん、ナナコ　(-_-;)